金融ライセンスは海外FXの信頼性をはかるうえで、ある程度の指標になる。もちろんライセンスが全てではないが持っておいたほうが良いに決まっている。
金融ライセンスの中には取得するのに非常に難しいものもあり、規制をクリアして難しいライセンスを取得しているのは間違いなく信頼性につながる部分だ。
今回はHotForexのライセンスについて、どのようなものを取得し、他の海外FXと比べてどれくらいのライセンスを取得しているのか見ていこう。
HotForexの金融ライセンス
HotForexが取得している金融ライセンスに関してはHotForexの会社概要と口コミなどの信頼性についてでも紹介しているが、「HF Markets Group」として7つのライセンスを取得している。
- FCA(英国金融行動監視機構)801701
- SySEC(キプロス証券取引委員会)183/12
- FSC(モーリシャス金融サービス委員会)c110008214
- DFSA(ドバイ金融サービス機構)F004885
- FSCA(南アフリカ共和国金融業界行為監督機構) 46632
- FSA(セーシェル金融サービス庁)SD015
- SV(セントビンセント&グレナーディン証券取引委員会)22747IBC
この中でも重要なライセンスは「FCA(英国金融行動監視機構」「SySEC(キプロス証券取引委員会)」になる。理由は取得するのが圧倒的に難しいライセンスであるからだ。
もちろん他のライセンスも海外FXが何かしら取得している有名なものだが、特にこの2つのライセンスについて見ていこう。
FCA/英国金融行動監視機構
FCAは英国の金融規制当局であり、ライセンス料や規制要件に関しても厳格かつトレーダー保護の保証スキームなど世界最高のライセンスである。
Financial Conduct Authority(FCA)は英国の金融規制機関ですが、英国政府から独立して運営されており、金融サービス業界のメンバーに手数料を請求することで資金を調達しています。 2012年12月19日、金融サービス法2012は王室の同意を得て、2013年4月1日に施行されました。同法は、金融サービスに関する新しい規制フレームワークを作成し、金融サービス機構を廃止しました。 FCAは、消費者にサービスを提供する金融会社を規制し、英国の金融市場の完全性を維持します。 これは、小売および卸売金融サービス会社による行動の規制に焦点を当てています。
出典:wikiFX
日本人が口座を開設できる海外FXの中でもFCAを取得している会社はそう多くはない。それではどのような海外FXが取得しているのだろうか?
- HotForex
- FX Pro
- XM Trading
- Exness
- IronFX
パッと名前があがるだけでも日本人が口座開設できる海外FXは50以上ある。その中でFCAを取得しているのは上記5社。
もちろんライセンスだけが全てではない。取引スペックやその他トレード環境がともなわなければ意味はないが、信用性という意味で言えば参考にはなるはずだ。
SySEC/キプロス証券取引委員会
- HotForex
- FXpro
- XM Trading
- Exness
- easyMarkets
キプロス証券取引委員会は世界的にとても有名な公的規制委員会になる。FCAと同等レベルと言われているSySECは取得するだけでも非常に困難だが、取得したあともSySECの厳正なる管理下に置かれる。
基本的にはキプロス証券取引委員会のライセンスを所持していると、日本人向けにサービスは提供できない。しかし、HotForexやその他の証券会社は日本人向けにサービスを提供できているのだろうか?
理由としてはSySECのライセンスを持っている海外FX業者は「グループ企業」であることだ。グループ企業であり独立した会社の集合体であるからこそ、SySECのライセンスを持ちながらでも日本人向けにサービスを提供することができているのだ。
ライセンスはどれくらい重要なのか?
さて、この記事ではHotForexのライセンスについて紹介しているが、そもそもトレーダーが証券会社を選択する基準としてライセンスはどれほどまでに重要なのだろうか?