海外FX口座|IFC Marketsを選ぶ理由とは?

IFC Markets(アイエフシーマーケット)はちょっと変わった独自サービスを提供している海外FXの証券会社になる。独自サービスの内容は

  • 完全固定スプレッド
  • オリジナルの通貨ペアを生成できる
  • 口座残高に年7%の利息が付く

という3つになるが、実はIFC Marketsの魅力は他にもたくさんあり、通貨ペアだけではなくCFDや株式個別銘柄など取引可能な銘柄は実に600種類を超える。この記事ではIFC Marketsの独自サービスと基本的なスペックをレビューしていくので興味がある方は是非参考にしてほしい。

目次

IFC Marketsの完全固定スプレッドとは

完全固定スプレッドとは国内の固定スプレッド(原則固定)とは違い、どんな相場状況でも変動しない完全に固定のスプレッドだ。

IFC Marketsでは完全固定スプレッドと変動スプレッドが選択できる。

固定スプレッドには完全固定の他に「原則固定」というのもある。原則固定というのは、基本的に何もないときは固定するが、指標発表やボラティリティーがあるときは固定スプレッドではなくなるよ、というアバウトなものになる。トレーダーからしたらもちろん固定スプレッドに越したことはない。

しかし、完全固定スプレッドを提供している証券会社がどのくらいあるのか?というと国内外あわせてもほんの数社しかないのが現状だ。

完全固定スプレッド証券会社

  • easyMarkets(イージーマーケット)
  • IFC Markets(アイエフシーマーケット)
  • FXプライム(国内証券会社)

上記は完全固定スプレッドを提供している主な国内外証券会社になる。海外FX大手「FBS」も固定スプレッドでゼロスプレッド口座というのを提供しているが、「原則固定」なので完全固定ではない。国内証券会社では「FXプライム」が有名で、リーマンショックをはじめ大きな金融ショックがあっても完全固定を守り続けている。

これは余談だが、たまに「ほぼ固定」「基本固定」「原則固定」などのあいまいな表記情報がある。完全固定とはどんな相場状況であってもブレないスプレッドなので、あいまいな表現には注意しよう。

海外FXの完全固定スプレッド業者は easyMarketsとIFC Marketsが最もメジャーであり、完全固定で選択するならこの2社のどちらを選択することになる。

固定スプレッドと変動スプレッドは絶対に比較するべきではない。全く性質の異なるものであり実際のトレードでもエントリーに優位性のあるタイミングなどが変わってくるからだ。

完全固定スプレッド比較

早速easyMarketsと固定スプレッドを比較してみよう。easyMarketsには3つの口座タイプがあるので、スタンダード口座とプレミアム口座、VIP口座をそれぞれ比較してみよう。まずはスタンダード口座からだ。

IFC MarketseasyMarkets
USD/JPY1.82.4
EUR/USD1.81.8
GBP/USD2.02.4
AUD/USD2.02.5
EUR/JPY2.53.2
GBP/JPY5.55.0
AUD/JPY3.54.0
スタンダード口座との比較

easyMarketsのスタンダード口座と比較した場合は圧倒的にIFC Marketsのほうがスプレッドは狭いという結果になった。easyMarketsのスタンダード口座は少額から利用できる口座タイプだが、少額から利用するのであればIFC Marketsということになる。それでは20万円の口座残高から開設できる「プレミアム口座」と比較してみよう。

IFC MarketseasyMarkets
USD/JPY1.82.2
EUR/USD1.81.5
GBP/USD2.01.9
AUD/USD2.02.0
EUR/JPY2.52.7
GBP/JPY5.54.5
AUD/JPY3.53.5
プレミアム口座との比較

プレミアム口座と比較してみるとほとんど遜色がない状態となった。特にメイン通貨であるドルストレートに関してはどちらともいえない結果になっている。それでは口座残高100万円から利用できる「VIP口座」と比較してみよう。

IFC MarketseasyMarkets
USD/JPY1.81.5
EUR/USD1.80.8
GBP/USD2.01.4
AUD/USD2.01.5
EUR/JPY2.52.2
GBP/JPY5.54.0
AUD/JPY3.53.0
VIP口座との比較

VIP口座と比較した場合上記のような結果となった。USD/JPYやEUR/JPYなどの円通貨ペアに関しては許容できる差となったが、他のドルストレートではVIP口座が圧倒的勝利となる。

この結果を踏まえて自己資金と取引する通貨ペアなどを考えてどちらを選択するか考えたい。

変動スプレッド比較

IFC MarketsXM
USD/JPY1.61.6
EUR/USD1.41.7
GBP/USD3.32.1
AUD/USD1.71.9
EUR/JPY2.52.5
GBP/JPY5.43.3
AUD/JPY3.03.3
XMとの変動スプレッド比較

上記表はXMのスタンダード口座と変動スプレッドを比較したものだ。結果的にどちらも似たようなものだが、IFC Marketsのポンド系通貨ペアはスプレッドが広い傾向があるようだ。

IFC Marketsの独自サービスとは

完全固定スプレッドもIFC Marketsの大きな特徴だが、他の証券会社にはない独自サービスがまだあるので紹介しよう。

オリジナル通貨ペアの生成とは

IFC Marketsでは通貨ペアやCFD銘柄を組み合わせて取引銘柄にはないオリジナルの取引商品を生成することできる。もちろん通貨ペアだけでも49種類あるので、生成したところでものすごくマイナーな通貨ペアになるが、CFDを組み合わせるとさらに世界観は広がる。

IFC MarketsではMT5の提供も行っているが、オリジナル通貨ペアの生成には「 NetTradeX 」という独自ツールを使用する必要がある。

投資商品にかなりの興味があり、経験などの知識は必要になるが、非常に面白い独自サービスといえるだろう。

口座残高に付与される利息について

IFC Marketsでは取引に利用していない口座残高について利息が発生する。もちろん資金を寝かせているだけでは利息はつかないが、最大年利7%と圧倒的な利息が付与され「月単位でどれくらいの数量を取引しているか?」によって利息が決まる。

取引数量付与される利息
100万通貨(10ロット)以下0%
100万通貨(10ロット)から300万通貨1%
300万通貨(30ロット)から500万通貨2%
500万通貨(50ロット)から700万通貨4%
700万通貨(70ロット)以上7%
利息に対しての取引数量

利息は年利で計算され毎月付与される仕組みとなり、決済したポジションが取引数量としてカウントされる。毎月それなりの取引数量を取引するトレーダーにとっては魅力のあるサービスといえるだろう。

IFC Marketsの取引ツール(分析ツール)

IFC Marketsの取引ツールはMT4/MT5かNetTradeXといわれる独自ツールを選択するか?ということになる。気を付けておきたいのは選択する取引ツールによって選択できる口座タイプが変わってくるので、前もって下調べが必要になる。

それではIFC Marketsが提供する取引ツールを独自ツール「NetTradeX 」を中心に見ていこう。

NetTradeX

NetTradeXのチャート画面

NetTradeXではIFC Marketsすべての銘柄が取引できる。注意すべき点は「Mac」では利用することができないという点だ。ただしiPhonやipadではアプリをインストールして利用することができる。PCではWindowsが必要となるため覚えておこう。

上記画像がNetTradeXのチャート画面になる。使い勝手はメタトレーダーとよく似た感じだが、日本語に全て対応しているのがNetTradeXの特徴になる。

NetTradeXの注文画面

上記画像は注文画面だが、両建て、ロスカットなど全て日本語表記になり、インジケーターなどもメタトレーダーは全て英語表記だが、NetTradeXではすべて日本語表記となっている。画像では伝わりにくいが結構ドッシリとした感触の本格的なツールになる。

利益の伸びに追従して逆指値が追いかけていく「トレーリングストップ機能(トレール機能)」もついており、OCO、IFD/IFOなどの注文はあたりまえに完備されていて、当然PCの電源を切っても注文は間違いなく執行される。

他にもマルチモニターに対応していたり、合併商品もNetTradeXで生成できたりと、かなり充実した内容になっている。

NetTradeXのインジケーター選択画面

NetTradeXはただの独自ツールとは違い、IFC Marketsと同じグループ会社の「Nettadex Limited」が開発している取引ツールになる。それなりの容量を使用するツールになるので、お持ちのPCスペックに合わせた使い方をしたい。

MT4・MT5

MT4とMT5は基本的に比較する必要性はない。なぜなら現在はMT5が主流であり、今からMT4を使うというのはなかなかに厳しいものがある。しかし、IFC MarketsではMT4とMT5に関して決定的な違いがある。

MT4では固定スプレッドしか利用できないが、MT5では変動スプレッドしか利用できない。つまりメタトレーダーで固定スプレッドを利用したければMT4を選択することになり、MT5では固定スプレッドを利用することはできない。

分析ツールでメタトレーダーを選択する利点は「AutoChartist(オートチャーチスト)が使用できる点になる。

Autochartist(オートチャーチスト)

Autochartist(オートチャーチスト)はMT4/5で利用できるテクニカル分析のサポート機能になる。簡単にいうと相場の取引タイミングを分析し、提供してくれる機能になる。オートチャーチストを提供している証券会社はたまにあるが、会社によって分析方法などが全く違う。

例えばHotForexのオートチャーチストはフィボナッチやアルゴリズムを分析し取引タイミングを導き出すが、IFC Marketsはチャートパターンやロウソク足、水平線などのテクニカル分析を分析し、取引タイミングを探し出す。

参考分析レベル

  • ロウソク足分析
  • ボラティリティー分析
  • フィボナッチ分析
  • 水平線(レジスタンス・サポート)分析
  • チャートパターン

さらにはオートチャーチストがどう機能したか?を統計で見ることもできる「Autochartist Performance Statistics」という機能もあるので今までにない相場分析にチャレンジすることもできる。

あまり大きくピックアップされることはないが、IFC Marketsは分析ツール、取引ツールにも圧倒的なスペックがあり非常におもしろい会社なのだ。

IFC Marketsの口座タイプ

口座タイプは大きく分けて2種類になるが、取引ツールと条件によって内容が変わってくる。もし、最初の口座選択に失敗したとしても複数口座が開設できるので何も問題はない。

  • ビギナー口座
  • スタンダード口座

IFC Marketsの口座を選択するうえでまずは上記2種類の口座タイプのどちらを選択するのか?ということだ。それでは口座タイプの違いについて見ていこう。

「ビギナー口座」と「スタンダード口座」の違い

ビギナー口座とスタンダード口座の大きな違いは「レバレッジ」になる。ビギナー口座のレバレッジは400倍、スタンダード口座のレバレッジは200倍に設定されている。

それならレバレッジ400倍を利用できるビギナー口座を選択したいところだが、ビギナー口座には「最大ロットの上限」や「口座残高の上限」の他、初回最低入金額などに違いがある。

ビギナースタンダード
最大ロット10万通貨(1ロット)上限なし(※)
口座残高の上限50万円上限なし
初回最低入金額$1(約100円) $1000(約10万円)
最小取引数量1000通貨(0.01ロット)1万通貨(0.1ロット)
最大レバレッジ400倍200倍
(※)MT4・5は上限1万ロット

ビギナー口座は少額でレバレッジを効かせた取引をしたい、というトレーダー向けということになり、スタンダード口座が基本的な口座タイプということになる。

ビギナー口座スタンダード口座ともに「固定スプレッド」「変動スプレッド」が選択できるが、メタトレーダーの場合はMT4は固定スプレッド、MT5は変動スプレッドしか選択できない。

おすすめの口座タイプは何?

口座タイプこそ2種類しかないが、取引ツールやスプレッドの種類によってさまざまな取引スタイルを選ぶことができる。しかし、結局どの組み合わせが1番良いのだろうか?

1番のおすすめは「スタンダードタイプ」+「NetTradeX」+「変動スプレッド」の組み合わせになる。まずはスタンダード口座かビギナー口座か?という選択だが、これはどちらでも良い。

固定スプレッドか変動スプレッドかを選択するなら「変動スプレッド」のほうに優位性がある。さらにNetTradeXはMT5に比べスプレッドが狭い。となると選択するツールはNetTradeXで決まりとなる。

どうしてもMT5が利用したいというトレーダーは他の証券会社を選択するのもありとなってくるかもしれない。

デモトレードは制限なし

IFC Marketsではデモトレードを提供しているが内容が非常に素晴らしいものになっている。デモ口座には1か月などの期限が決められているところが大半だが、IFC Marketsには期限がない。さらにMT5、NetTradeXとデモ口座で利用できるため特に独自ツールNetTradeXの使い心地を判断するにも利用できる。

非常に使い勝手のよいデモ口座となっている。

IFC Marketsの入出金方法とは

それではIFC Marketsの入出金スペックについて見ていこう。

入金方法反映期間
海外銀行送金3日程度
国内銀行送金当日~翌営業日
クレジットカード即時
bitwallet(ビットウォレット)即時
bitcoin(ビットコイン)BCチェック後
入金方法一覧
出金方法反映時間
海外銀行送金3日程度~
クレジットカード 数日~
bitwallet(ビットウォレット) 数分
bitcoin(ビットコイン) BCチェック後
WebMoney数分~
出金方法一覧

上記がIFC Marketsの入出金方法になる。特徴としては

  • 国内銀行送金が入金には利用できるが出金には利用できない
  • 出金にはWebMoneyが利用できる
  • 入出金ともに仮想通貨ビットコインが利用できる

国内銀行送金が入金だけでも利用できるのはありがたい。国内銀行送金とは銀行振込であり、ネットバンクなどの銀行口座からIFC Markets指定の国内銀行口座に振込むと入金が完結する。手数料も振込手数料だけとなる。

しかし、入金を国内銀行からしたとしても、出金の際は海外銀行送金かbitwallet(ビットウォレット)を利用することになる。海外FXでも多く利用されているWebMoneyという出金方法もあるので詳細は下記リンクで確認してほしい。

WebMoney Transter アカウント作成(2020年版)

入金では「国内銀行振込」か「bitwallet」を利用して、出金時には「bitwallet」 を利用するのが理想的といえるだろう。bitwalletは海外FXでは超メジャーな入出金方法であり、海外FX証券会社への入出金が最も早く手数料もほとんどかからないのが特徴になる。

bitcoin(ビットコイン)の入出金特徴

口座開設の際、利用する通貨タイプを選択する。日本人なら当然「円建て」であるJPYを選択する方がほとんどだろう。しかし、IFC Marketsでは通貨タイプの他に「μBTC(マイクロビットコイン)」も選択できる。

μBTC口座ではビットコインで入金し、さらに取引通貨としてそのままビットコインが利用でき、さらにそのままビットコインで出金できるという仮想通貨に特化した取引方法だ。

もちろん取引通貨にμBTCを選択したとしても、FXなどの通貨ペアからCFDなどすべての銘柄を取引できる。他の海外FXではあまり見かけない取引方法だが、仮想通貨に特化した「FXGT」の他「easyMarkets」でもμBTC口座が利用できる。

μBTC口座はNetTradeXで利用できる。

IFC Marketsの会社概要

IFC Marketsは「IFCM グループ」という組織の一角であり、IFCMグループは15年を超える老舗の証券会社になる。こういったグループで組織構成されている海外FX業者は大手企業に多く、世界的に展開をしている証券会社の特徴ともいえる。

世界各地にサービスを展開するためグループ全体で多くの主要ライセンスを取得し グローバル展開への信頼性確保にも貢献している。

出典:IFC Markets公式

金融ライセンス

IFC Marketsではグループ全体で3つの金融ライセンスを取得しているが、その中でもCySEC(キプロス証券委員会)は取得が非常に難しいライセンスとして知られ、世界的に信用のある裏付けとなる。

IFCMライセンス一覧

IFCM Cyprus Limited

CySEC(キプロス証券取引委員会)147/11

IFC Markets.CORP

BVI FSC(英国バージン諸島金融サービス委員会)No.SIBA/L/14/1073

IFC Markets Limited

ラブアンFSA(マレーシア金融庁規制)MB/20/0049

顧客の資産管理

IFC Marketsでは会社の運営資金と顧客資産を完全に分別管理している。これは海外FXの業者選びで絶対に欠かせない部分だが、他にもアメリカ最大の保険会社「AIG」にて賠償責任保険に加入している。

賠償責任保険は信託保全とは違うが、もし会社に何かあった場合100万ユーロまでを保証するという内容になっていて、顧客ひとりあたりに上限は設けられていない。賠償責任保険に加入している海外FX業者も少ない中、かなり大きな信頼性といえるだろう。

IFC Marketsの基本スペック一覧

IFC Marketsが日本人にサービスを提供したのは2006年であり、もう15年が経過する超老舗海外FXブローカーである。当然15年の間には大きな金融ショックなども幾度となく経験してきているが、必ず「ゼロカット」を執行し、世界的な信用を積み重ね現在に至る。

基本スペック一覧

  • 日本人にサービスを提供しているのは「IFC Markets CORP」
  • 米国最大の保険会社AIGの賠償責任保険に加入
  • 取引通貨はJPY以外にもμBTCも選択でき、そのまま取引通貨として利用できる
  • スタンダード口座のレバレッジは200倍
  • スプレッドは狭くはないが完全固定スプレッドも選択できる
  • ハイスペック取引ツール「NetTradeX」が利用できる
  • オリジナル合併商品を作ることができる
  • 最大年利7%を受け取ることができる
  • MT4/MT5ではオートチャーチストが無料で利用できる
  • 口座維持手数料はかからない
  • スキャルピングの制限はない
  • ロスカット水準は10%(マージンコールなし)
  • 最低入金額はビギナー口座で約100円、スタンダード口座で約10万円から
  • 両建ては同一口座内であれば可能
  • ゼロカットは自動執行
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