PacificUnion(パシフィックユニオン)は約定力、スプレッドの安定性といった取引スペックを最大の武器として世界で評価されているFX業者になる。
安定性のある高速約定の理由は世界最大のデータセンター「エクイニクス」に設置されたサーバー環境と選び抜かれたリクイディティープロバイダーにある。PacificUnionは世界トップ企業が利用しているエクイニクスNY4にサーバーを設置し、MT5の性能を最大限に引き出している。
それではPacificUnionを選ぶ理由を見ていこう。
設立 | 2015年 |
運営会社 | Pacific Union LLC |
金融ライセンス | FSA/セーシェル共和国金融庁 SD050 |
公式URL | https://jp.puprime.net/ |
チャットサポート | あり |
メールサポート | info@puprime.com |
電話 | +248 4671 948 |
顧客資金管理 | 分別管理 コモンウェルス銀行 ウエストパック銀行 |
FPA | |
Trustpilot | レビュー162 確認済み企業 |
PacificUnionのスプレッド比較
PacificUnionは基本的に2つの口座タイプが用意されている。ひとつは「標準アカウント」であり、実質的な手数料はスプレッドになるスタンダードタイプの口座になる。
もうひとつは「プライムアカウント」であり、スプレッドは狭いが手数料がかかる口座となる。他にもセント口座というのも用意されているが、セント建てしか選択できないので日本人には使いずらい。
まずは標準アカウントについて他のFX業者と比較してみよう。
標準アカウントのスプレッド比較
通貨ペア | PacificUnion | XM | GemForex | FXGT |
---|---|---|---|---|
USD/JPY | 1.7 | 1.6 | 1.5 | 1.6 |
EUR/USD | 1.4 | 1.7 | 1.8 | 1.6 |
GBP/USD | 2.0 | 2.1 | 2.4 | 2.2 |
AUD/USD | 1.9 | 1.9 | 2.5 | 1.8 |
EUR/JPY | 2.0 | 2.5 | 1.7 | 2.2 |
GBP/JPY | 2.6 | 3.3 | 2.2 | 3.5 |
AUD/JPY | 2.1 | 3.3 | 2.3 | 3.0 |
比較したのは日本国内で人気のある3社のスタンダード口座。こうして見てみると標準アカウントの平均スプレッド自体はそんなに良い数字とは言い難いが、EUR/GBP(ユーロドル)に関してはそれなりに狭いという結果になった。
それでは「スプレッドが狭く手数料あり」のプライムアカウントを比較してみよう。
プライムアカウントのスプレッド比較
プライムアカウントは手数料があるタイプなので、同じく手数料ありで日本国内で人気のあるAXIORYのテラ口座、PacificUnionと同じエクイニクスNY4にサーバーを置く実力派、TitanFXのブレード口座を比較してみよう。
手数料は比較しやすいようにスプレッドに加味してある。
PacificUnion | プライムアカウント | 7ドル |
AXIORY | テラ口座 | 6ドル |
TitanFX | ブレード口座 | 7ドル |
通貨ペア | PacificUnion | AXIORY | TitanFX |
---|---|---|---|
USD/JPY | 1.0 | 1.1 | 1.1 |
EUR/USD | 1.0 | 1.1 | 0.8 |
GBP/USD | 1.3 | 1.6 | 1.4 |
AUD/USD | 1.2 | 1.3 | 0.8 |
EUR/JPY | 1.3 | 1.4 | 1.1 |
GBP/JPY | 1.9 | 2.4 | 2.1 |
AUD/JPY | 1.4 | 1.6 | 1.6 |
FX業者屈指の実力派2社と比較したところ、スプレッドレベルはそこまで遜色のない結果となった。PacificUnionのプライムアカウントはスプレッドと手数料を加味したとしてもかなりコストが低く、手数料ありでも問題ない方はプライムアカウントがおすすめだ。
約定力と安定性が重要な理由
Pacific Unionを選ぶ最大の理由は「圧倒的約定スピード」であり、「安定性のあるスプレッド」である。大抵のトレーダーは目先のスプレッドだけで判断してしまうかもしれないが、トレードチャンスとはボラティリティーが大きくスプレッドが広がるタイミングが多い。これは決済の時も同じである。
目先のスプレッドは狭く、良いところでエントリーしたはずなのに、なぜかいつも悪い方向ばかりに約定が決まることはないだろうか?約定力というのは決まったところでエントリーして刺さるから意味のあるものであって、外した場所で約定力が高くても意味がない。
当然スプレッドは狭い方が良い。しかし、安定性と約定力がセットでなければ優位性はない。実際にはエントリーしてから1pips程度はすぐに動くはずであり、本来なら自分の有利な方向に動いて一瞬のうちに含み益になることも当たり前にあるはずだ。
FX業者に求めるものは約定力の他に、スプレッドの安定性を生む強固なサーバー環境、リクイディティープロバイダーの環境が重要になってくる。

なんだかんだ言っても最終的には取引スペック
FXで真面目に勝ちトレーダーを目指すなら、FX業者も取引スペックを重視するべきと考えている。なのでボーナスやキャンペーンは当サイトでは全くといっていいほど紹介していない。

上記画像は私が実際にFX業者のスプレッドを比較しているものだが、ほとんど趣味の世界になる。エントリーポイントがない時などは一晩中スプレッドを眺めている時があり、まさにオタクである。
そんな私が思うのは、海外FXでゼロカットがあるのは当たり前(もちろん無い業者も稀にある)MT4に関しては9割以上の業者が提供している。
海外FXでマイナススワップが多いのも当たり前、最近では日本の業者なのか?と思われるほどの日本語対応、サポートを提供している業者も多くある。
何が言いたいかというと、もうそれはFX業者個々の特徴ではなく、海外FX全体的な特徴となっているということだ。ゼロカットに関しても「無いことが大きな特徴」であり、あることを声を大にして言うようなことでは無い。
少額から取引するならボーナスよりも「レバレッジ」によって証拠金を減らすことであり、短期売買をするならスプレッドや約定力、安定性ではないだろうか?そのどれもが海外FXを選ぶ理由であるはずだ。
どちらにしても自分が利用するFX業者なので自分の判断でまず「使ってみる」ということが大切なのではないだろうか?