FX専業トレーダーになるにはどれくらいの資金が必要か?

私も専業トレーダーのひとりであり、億を稼ぐようなトレーダーではないが、とりあえず3年以上はFXの専業トレーダーとして生計を立てて続けている。もとろん専業トレーダーを目指し、どうしても勝てない日々を過ごしてきたトレーダーのひとりでもある。

FX専業トレーダーになるためにどれくらいの資金が必要なのか?結論を先に申し上げると、私がメインとして運用している資金は500万円になる。月によってかなり上下はあるものの平均して月に50万円の収入を見込んでいる。単純にいうと月利10%だ。

FX専業トレーダーを目指すうえで重要な指標は「利益pips」と「取引数量」であり、そこから自分が専業トレーダーとして生計を立てれるかどうか判断することになる。

この記事ではFXの専業トレーダーになるためにはどれくらいの資金が必要なのか?資金効率とは一体何なのか?について具体的にお伝えしていきたい。この記事を読むことにより、どれくらいの資金を運用し、どれくらいの収入をどうやって狙っていけば良いのかが見えてくるはずだ。

目次

最低月間獲得pipsはどれくらいなのかを知る

FX専業トレーダーになるために必要になる資金の考え方として1番最初に考えなくてはならないのは「月に最低何pips取ることができるのか?」という点だ。

月に何pips取るのか?というのは月の収入をシュミレーションするうえで「最大の指標」になる。

例えば月に最低100pipsの利益幅を取れるとしよう。そして月に100万円稼ぎたいとする。すると単純計算で1回あたり100万通貨の取引数量がないと100pipsから100万円は生まれないことになる。

100pipsの利益幅で100万円稼ぐには1回あたり100万通貨の取引量が必要

もしも50万円の利益を稼ぎたいのなら、1回あたり50万通貨の取引が最低限必要だということになる。もちろん月の最低利益pipsを100pipsと設定した場合だ。

100pipsの利益幅で50万円稼ぐには1回あたり50万通貨の取引量が必要

ロットを分けてエントリーしたり、個々で取引スタイルは違うだろう。しかし、基本的な考え方はトータルで月に何pipsの利益幅を取るのか?狙った収入を得るためには何ロットの取引数量が必要なのか?という点をまず知らなければならない。

口座残高に対してのおすすめロット数とは?

月間獲得pipsにはある程度余裕を持つ

私は月に最低100pipsの利益幅を想定している。もちろん100pipsいかないことも稀にあるが、基本的には月100pips以上は大抵クリアしている。

なぜなら月100pipsというのは私個人的にはかなり余裕を持った設定であり、あまり設定を上げすぎるとプレッシャーでメンタルが大きく揺さぶられ良いことはあまりない。そして月収50万円を設定として見込んでいる。なので1回の取引数量は50万通貨ということになる。

もし月に200pipsほどの値幅を取れるのであれば、1回あたりの取引数量を25万通貨にしたとしても月収50万円を稼ぐことは可能になってくる。もちろん設定値は個人差があるのでなんともいえないところだが、まず第一に必要となってくるのは「月間の見込み利益pips」を割り出すことだ。

200pipsの利益幅で50万円稼ぐには1回あたり25万通貨の取引量が必要

必要証拠金と最大損失想定pipsを考える

  • 月に100pipsの利益幅
  • 月収50万円目標なので1回あたりの取引数量50万通貨
  • 所持金300万円

それでは上記の条件を元にシュミレーションしてみよう。

ドル円115円の時50万通貨を取引した際の必要証拠金シュミレーション
出典:DMMFX証拠金シュミレーション

必要証拠金は避けて通れない難問だ。上記ドル円レートで50万通貨の取引をしたいなら200万円以上の証拠金が必要となってくる。ポンドドルやポンド円なら300万円以上の証拠金が必要になってくる。

ポンドドル/ポンド円50万通貨を取引した際の必要証拠金シュミレーション

ポンドドルとポンド円の必要証拠金はクロス通貨のため基本的に変わらない

ここで考えたいのが、仮に資金がマイナス(含み損)になったときに何pipsまで持ちこたえられるのか?という問題だ。

これはトレードスタイルや取引する通貨ペアなどによって変わってくるので一概にはいえないが、仮に500pips(5円)ほどアドバンテージを持ちたいと考えよう。

ジンプルに100pipsマイナスになったとき50万通貨なら50万円のマイナスとして考え、500pipsのマイナスであれば250万円程度のアドバンテージを持っておきたい。

50万通貨取引
  • 最大想定マイナス幅(アドバンテージ)500pips=250万円
  • 必要証拠金=250万円
  • 合計500万円必要

剰資資金が250万円であれば合計480万円、ザックリ500万円程度の資金が必要となってくる。これでは300万円の資金ではどうにもならない。

必要証拠金は最大レバレッジの大きさによって変わってくる。つまり、最大レバレッジが大きければ大きいほど必要証拠金は少なくなる。それでは最大レバレッジ200倍であれば50万通貨の必要証拠金はどのくらい減るのだろうか?

最大レバレッジを利用して最大限の資金効率化を行う

出典:日野ソフトウェア

上記はレバレッジ200倍で計算した必要証拠金だが、ドル円50万通貨の証拠金は約30万円となる。レバレッジ25倍の時と比べるとその差は200万円にもなる。

出典:日野ソフトウェア

必要証拠金が30万円であれば、仮に250万円(500pips)のアドバンテージを取ったとしても、300万円の資金で50万通貨の取引ができる。

もしもポンドドルやポンド円であったとしてもレバレッジ200倍であれば必要証拠金は40万円程度になるので300万円の資金で同様のアドバンテージをとることができるのである。

さらに最大レバレッジが500倍になると必要証拠金はポンドドルやポンド円であったも15万円程度となり、300万円の資金は有効的に余剰資金として利用することができる。

当然レバレッジ25倍以上となると海外のFX口座を利用することになるが、専業トレーダーがなぜ海外の口座を利用するのか?という理由はまさに必要証拠金を抑えるために必須となる資金効率の為である。

正直レバレッジ25倍以下で専業トレーダーを目指すにはかなり膨大な資金が必要になる。将来的には国内のレバレッジ25倍でプレイしたいと思っていたとしても、そこへ辿り着くためにはレバレッジを高くして資金効率を上げていくしか方法はない。

まとめ

専業トレーダーになるために必要な資金は

  • 月間獲得pips
  • 必要収入に対しての取引通貨量(ロット数)
  • アドバンテージを何pips程度持つのか?

によって考えていくものである。今回紹介した計算方法はあくまでも税金などは考慮していないので、必要収入に対しては税金を加味する必要はあるので覚えておきたい。

だが、計算はあくまでもシンプルに目標値として持っておくのは重要な要素になる。

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