TradersTrust(トレーダーズトラスト)の最大レバレッジは3000倍。海外FXでも数少ない、保有ロット数によってレバレッジが変動するダイナミックレバレッジを採用しているのが特徴。
TradersTrust(トレーダーズトラスト)は2021年から採用されている「ダイナミックレバレッジ」で業界屈指のハイレバレッジ3000倍を提供している。
ダイナミックレバレッジの採用で事実上ハイレバレッジのトップクラスに君臨することになったが、もちろんレバレッジだけの会社ではない。MT5こそ未対応だが、200万円の口座残高から使用できる「VIP口座」は圧倒的なコストパフォーマンスを発揮、海外FX屈指のスプレッド、約定力レベルを提供している。
この記事ではTradersTrustのダイナミックレバレッジと、全銘柄の適用レバレッジについてくわしく解説していく。この記事を読むことによって、どの口座を選択すれば良いのか?TradersTrustのレバレッジはなぜ業界トップなのかについて知ることができる。
設立 | 2009年 |
運営本体 | TTCM TradersTrust Capital Markets LTD |
金融ライセンス | キプロス証券取引委員会(CySEC)107/09 |
運営会社 | TTCM Traders Capital LTD |
金融ライセンス | バミューダ金融庁(VFSC)54135 |
公式URL | https://traders-trust.com/ |
チャットサポート | 平日7時から翌2時 |
メールサポート | jsupport@ttcm.com |
コールバック(電話) | 平日17:00〜0:00程度 |
口座維持手数料 | なし |
休眠口座 | 90日以上放置後(手数料なし) |
キャッシュバック | 1日10ロット以上で自動付与 VIP口座は対象外 |
円建て | 対応 |
追加口座 | 最大3つまで |
FPA | |
Trustpilot | レビュー272 確認済み企業 |
ダイナミックレバレッジ比較
レバレッジを大きくすることによって変わるのは「必要証拠金の金額」になる。必要証拠金は少なければ少ないほど自己資金をトレードの余剰資金にあてられるので、数万円の資金からでも資金を大きく増やすことに貢献してくれる。
レバレッジ25倍なら1万通貨(1ドル100円)で4万円ほどの証拠金が必要になるが、レバレッジ3000倍なら数百円程度の証拠金で1万通貨のポシジョンが持てる。
同じ金額で同じロットを張るのであれば、レバレッジは高いに越したことはない。なぜならその分余剰資金に余裕ができるので、メンタル的にも余裕が生まれのだ。

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最大保有ロット数によってレバレッジが変化
大抵の海外FX業者は口座残高によって適用されるレバレッジが変化する。一般的にレバレッジ制限と言われるものだ。下記グラフは口座残高によってどのように適用レバレッジが変わってくのかを表したものになる。

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口座残高が大きくなればなるほど適用されるレバレッジ水準が低くなってくるのがわかるだろうか?もちろんTitanFXのように口座残高によるレバレッジ制限がないFX業者も一定数ある。
ダイナミックレバレッジは口座残高によってレバレッジ変動することはない。ただし、総保有のポジション量によって適用されるレバレッジが変わってくる仕組みになっている。
TradersTrustのダイナミックレバレッジでは総保有ポジション10万通貨までレバレッジ3000倍が適用される。もし10万通貨を超えたとしても総保有ポジション50万通貨までは2000倍のレバレッジが適用されるので、証拠金に圧倒的な優位性を持つことができる。
総保有ポジション | 適用レバレッジ |
---|---|
10万通貨まで | 3000倍 |
50万通貨まで | 2000倍 |
100万通貨まで | 1000倍 |
200万通貨まで | 500倍 |
500万通貨まで | 200倍 |
1000万通貨まで | 100倍 |
3000万通貨まで | 50倍 |
5000万通貨まで | 33倍 |
5000万通貨以上 | 25倍 |
保有ロット100万通貨まででも1000倍のレバレッジをかけることができるが、100万通貨といえば口座残高500万円から1000万円以上のトレーダーが保有するロット数になる。下記グラフでは海外FXトップクラスのレバレッジ水準を持ったFX業者とレバレッジを比較したものだ。

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現在の海外FXで少額から1番大きなレバレッジを利用できるのは「Exness」と「LAND-FX」になるが、保有ロット50万通貨以内であれば少額であったとしても遜色のないレバレッジ水準になっているのがわかるだろうか?
もしも保有ロットが10万通貨以内であれば、口座残高がいくらであったとしても最大レバレッジ3000倍を利用してトレードを行うことができるのがTradersTrustのダイナミックレバレッジ最大の魅力となる。
レバレッジ3000倍の必要証拠金比較
それではTradersTrustのダイナミックレバレッジではどの程度の証拠金でトレードできるのか?比較してみよう。
3000倍 | 25倍 | |
---|---|---|
1万通貨 | 334円 | 4万円 |
5万通貨 | 1670円 | 20万円 |
10万通貨 | 3333円 | 40万円 |
2000倍 | 25倍 | |
---|---|---|
50万通貨 | 2万5000円 | 200万円 |
1000倍 | 25倍 | |
---|---|---|
100万通貨 | 10万円 | 400万円 |
上記表は1ドル100円時の必要証拠金をレバレッジ25倍と比較したものだが、圧倒的な違いは一目瞭然だろう。レバレッジは間違った使い方をすればいくらでもギャンブルになるが、レバレッジ25倍の時と同じ水準でロットを調整すれば、リスクよりも優位性の方が勝るものとなる。
そしてダイナミックレバレッジの特徴として、さらにもうひとつ「レバレッジの自動調整」というシステムがある。例えば15万通貨のロットでエントリーしたとしよう。
TradersTrustでは10万通貨まで「3000倍」のレバレッジが適用されるので、15万通貨のうちの10万通貨分はレバレッジ3000倍、残りの5万通貨にはレバレッジ2000倍が自動的に適用されるといったものになる。くわしくはダイナミックレバレッジの記事を参考にしてほしい。

通貨ペアの最大レバレッジ比較一覧
大きな優位性をもつダイナミックレバレッジだが、通貨ペアならどの銘柄にも適用されるわけではない。かといってメジャーレベルの通貨ペアなら大抵は利用できるので安心してほしい。
それではダイナミックレバレッジ適用銘柄から、TradersTrust全銘柄のレバレッジを紹介しよう。
ダイナミックレバレッジの適用通貨ペア
- AUD(豪ドル)
- CAD(カナダドル)
- CHF(スイスフラン)
- EUR(ユーロ)
- GBP(英ポンド)
- NZD(NZ/ニュージーランドドル)
- USD(米ドル)
- JPY(日本円)
- SGD(シンガポールドル)
ダイナミックレバレッジが適用されるのは上記の通貨を組み合わせた通貨ペアになるので、実に30種類以上の通貨ペアにダイナミックレバレッジが適用されることとなる。
ダイナミックレバレッジが適用されない通貨ペアの最大レバレッジ
ダイナミックレバレッジ適用外の通貨ペアは最大500倍のレバレッジとなる。ただし、口座残高によるレバレッジ制限があるので注意したい。
200万円以内 | 最大500倍 |
500万円以内 | 最大200倍 |
500万円以上 | 最大100倍 |
口座残高200万円以内であれば、最大500倍の適用となるが、200万円を超えるとレバレッジは最大200倍に変更される。さらに口座残高500万円を超えると最大レバレッジは100倍になる。
レバレッジの設定はなにも最大レバレッジだけではない。トレードスタイルによって下記のレバレッジ水準を選択することができる。もちろん口座残高のレバレッジ水準が優先されるので、口座残高が200万円以上の場合は500倍のレバレッジは選択できない。
1倍・10倍・20倍・30倍・50倍・100倍・200倍・500倍
それではCFD銘柄のレバレッジについて紹介しよう。
CFD銘柄の最大レバレッジ比較一覧
TradersTrustでは通貨ペアの他にもCFD銘柄の取引ができるが、海外FX業者の中では少ないラインナップとなっている。ただし、基本的な銘柄は揃っていてスプレッドや手数料は他のFX業者と比較しても優位性のある水準。どのような銘柄がラインナップされているかも確認してほしい。
株式指数CFD
株価指数は9銘柄を取引することができる。基本的なレバレッジ水準は50倍となっており、HK50(香港ハンセン指数)だけ10倍のレバレッジとなっている。
EU50 | ユーロ・ストック50 | 50倍 |
ES35 | IBEX35指数 | 50倍 |
FR40 | フランスCAC40 | 50倍 |
DE30 | ドイツ30指数 | 50倍 |
US500 | S&P500株価指数 | 50倍 |
US30 | NYダウ平均指数 | 50倍 |
UT100 | FTSE100指数 | 50倍 |
JP225 | 日経225 | 50倍 |
HK50 | 香港ハンセン指数 | 10倍 |
貴金属CFD
XAU/EUR | 金/ユーロ | 100倍 |
XAU/USD | 金/米ドル | 100倍 |
XAG/USD | 銀/米ドル | 50倍 |
XPT/USD | プラチナ/米ドル | 50倍 |
XPD/USD | パラジウム/米ドル | 50倍 |
エネルギーCFD
USOIL | WTI原油 | 25倍 |
UKOIL | ブレンド原油 | 25倍 |
仮想通貨CFD
BTC/USD | ビットコイン/米ドル | 5倍 |
BTC/JPY | ビットコイン/日本円 | 5倍 |
ETH/USD | イーサリアム/米ドル | 5倍 |
ETH/JPY | イーサリアム/日本円 | 5倍 |
LTC/USD | ライトコイン/米ドル | 5倍 |
LTC/JPY | ライトコイン/日本円 | 5倍 |
BCH/USD | ビットコインキャッシュ/米ドル | 5倍 |
BCH/JPY | ビットコインキャッシュ/日本円 | 5倍 |

レバレッジだけではない!TradersTrustを選ぶ理由
業界最狭水準のスプレッド
- クラシック口座(スタンダードタイプ)
- プロ口座(スプレッドが狭く手数料がかかるタイプ)
- VIP口座(プロ口座と同じタイプ。スプレッドが狭く手数料はプロ口座の半額)
通貨ペア | TTCM | XM | Gem | FXGT |
---|---|---|---|---|
USD/JPY | 1.5 | 1.6 | 1.5 | 1.6 |
EUR/USD | 1.3 | 1.7 | 1.8 | 1.6 |
GBP/USD | 2.5 | 2.1 | 2.4 | 2.2 |
AUD/USD | 1.5 | 1.9 | 2.5 | 1.8 |
EUR/JPY | 1.8 | 2.5 | 1.7 | 2.2 |
GBP/JPY | 2.5 | 3.3 | 2.2 | 3.5 |
AUD/JPY | 1.6 | 3.3 | 2.3 | 3.0 |
USD/JPY(ドル円)に関しては横並びといった印象だが、ポンド系は特に狭い印象はない。TradersTrustは豪ドルの通貨ペアに強い印象があるのでAUD/USDやAUD/JPYあたりをトレードする方には優位性のあるスプレッドとなるだろう。他にもEUR/USD(ユーロドル)は海外FXの中でも狭いほうになる。スタンダード口座に関してはトータル的に見て狭いほうではないが、後に説明する値動きの安定性や約定力を考えると優位性は増してくる。
それでは手数料がかかるタイプである「プロ口座」「VIP口座」について見てみよう。比較対象はECN特化型として日本で人気No1のAXIORYと実力No1のTradeViewだ。下記スプレッドは手数料を加味してある。FX業者ごとに手数料が異なるのでスプレッドだけでは公平な判断ができない。
通貨ペア | VIP口座 | プロ口座 | AXIORY | TradeView |
---|---|---|---|---|
USD/JPY | 0.7 | 1.1 | 1.1 | 0.7 |
EUR/USD | 0.6 | 1.0 | 1.1 | 1.0 |
GBP/USD | 1.3 | 1.7 | 1.6 | 1.1 |
AUD/USD | 0.9 | 1.3 | 1.3 | 0.8 |
EUR/JPY | 0.8 | 1.2 | 1.4 | 1.0 |
GBP/JPY | 1.6 | 2.0 | 2.4 | 1.1 |
AUD/JPY | 1.1 | 1.5 | 1.6 | 1.1 |
ECNスプレッドNo1のTradeViewはやはり強い印象だが、TradersTrustのVIP口座も負けてはいない。特にEUR/USD(ユーロドル)は圧巻のスプレッドを叩き出し、クラシック口座と同じく「豪ドル系に強い」のがわかる結果となった。プロ口座のスプレッドはTradeViewやVIP口座と比べると広く感じるかもしれないが、海外FX口座の中ではトップ10入りするほどに狭い水準になる。
AXIORYもECN特化型として狭い水準なので、初めはプロ口座、資金に余裕が出てきたらVIP口座に切り替えるのも手ではある。TradeViewのスプレッドは圧倒的な狭さだが、TradersTrustとの大きな違いはレバレッジになる。ECNを提供しているTradeViewの「ILC口座」は最大レバレッジ200倍となっているので、レバレッジを効かせて必要証拠金を減らしたい方はTradersTrustを利用することになるだろう。
世界トップのグローバルハブ「エクイニクス」の東京サーバー
TradersTrustはエクイニクスのデータセンターにサーバーを設置している。エクイニクスといえば世界屈指のグローバルハブであり、Googleやマイクロソフトなど名だたる大企業が利用している。
海外FXでも約定力やスプレッドの安定性に定評のあるTradeViewやTitanFXなどはエクイニクスのサーバーを利用していることで有名だ。TradersTrustではLD4(ロンドン)にサーバーを設置、さらにエクイニクスTY3(東京)にもサーバーを設置し安定性のある約定力とスプレッドを提供している。
自動売買(EA)で取引したいトレーダーには無料VPSも提供している。毎月20万円以上の口座残高と50ロット以上の取引が条件だが、エクイニクスLD4の非常に高い環境で安心して取引することができる。
業界トップクラスの高い透明性
TradersTrustは透明性、信頼性を重視、結果的に安定性のあるレートと流動性を確保している。その理由はトレーダーの注文を直接インターバンクに流すDMA(ダイレクトマーケットアクセス)方式にある。
一般的にNDD方式といわれる注文方式はSTP方式やECN方式の総称になる。基本的にSTP方式は直接カバー先に注文を流すことだが、カバー先がさらなるカバー先としてインターバンクなどに注文を流すこと(ラストルック)があるため、約定スピードは比較的遅くなる。
TradersTrustはSTP方式でもラストルックを行わないFX業者(A-book)として、真のNDD方式(Market Execution)を実現させている。
世界的口コミサイトでも高評価を受けている
今回紹介する口コミサイトは企業の口コミサイトとして、世界的に圧倒的知名度と信頼性をほこる「Trustpilot(トラストパイロット)」を参照してみよう。


口コミの評価は非常に良く、多く見受けられた内容は
- カスタマーサポートの対応の良さ
- 約定力やスプレッドなどの取引スペックが満足
- 入出金の反映スピードが速い
というものだった。対して悪い口コミの内容は
- ボーナスにクッション機能がない
- ボーナスでEAを使えない
- 規約違反を犯したためにボーナスを出金できなかった
などほとんどがボーナス絡みの内容だった。当サイトではボーナス自体を全くおすすめしていない。理由はFXの取引にボーナスは不必要と考えているからだ。これはあくまでも個人的な考えであり、ボーナスが絶対に必要だと考えるならそれを否定するつもりはない。

上記評価は世界最大のFX業者口コミサイト「FPA」のものだ。母体であるTTCM TradersTrust Capital Markets LTDの評価だが、口コミ数こそ少ないもののかなりの高評価を得ている。
FPAのサイトで実際に検索してみればわかると思うが、星マーク3つ付けばかなり優秀な評価となる。海外FX業者では他にHotForexやTradeViewがFPAでは4つ星の高評価になっている。