グランビルの法則|移動平均線の設定と時間足の関係性とは

グランビルの法則はインジケーター「移動平均線」の設定と選ぶ時間足によって勝率が変化し、組み合わせる他のインジケーターによってももちろん勝率は変わってくる。

もちろん基本的なテクニカル理論となるダウ理論やエリオット波動理論などもそうだが、他のテクニカル分析指標などと組み合わせて使うのは効果的な分析につながるだろう。

グランビルの法則の基本的な売買パターンに関してはグランビルの法則とは|4つの買いパターンをしく解説の記事をチェックしてみてほしい。

この記事では、グランビルの法則で使う移動平均線のオススメの設定と時間足との関係性を紹介していこう。

目次

移動平均線の設定は200MAひとつではない

グランビルの法則で使う移動平均線の設定は1本だけではない。基本的にグランビルの法則というのは200MAを基盤に考案されたものだが、他の設定でも何も問題ない。

ちなみにだが、200MAの設定だけでは物足りないと感じるだろう。200MAだけをトレード対象とした場合に、トレードの機会が極端に減ってしまうという事が考えられるからだ。

もちろん200MAが使えないわけではない。むしろ移動平均線で1番使いたい設定は200MAだ。しかし、グランビルの法則をそれだけに留めておくのは非常にもったいない。

※ MA = Moving Average = 移動平均線

グランビルの法則を使うのに移動平均線は1本だけとは限らない

移動平均線のチャート分析

そして何よりグランビルの法則で使う移動平均線は1本とは限らない。むしろ複数の移動平均線を使ったほうが精度の高い分析ができるだろう。

なぜならその時のトレンドによって基準となる移動平均線の設定が異なっているからという事もあるからだ。あるトレンドでは75MAでよく反応する時もあれば、あるトレンドでは25MAに対してよく反応している時もある。

しかし実際の相場でどの設定で反応がいいかなんて分からない。それはあくまでも結果論だ。

複数の移動平均線を使うメリットは移動平均線本来の使い方である相場環境を見るのにも使い勝手がいいというところにもある。これは移動平均線のパーフェクトオーダーという見方になる。

移動平均線の複数表示というのは有効であると言える。そして使う移動平均線の設定と時間足によっても相性の良し悪しがあるので、参考までにこれから解説していきたい。

時間足によって変わる移動平均線の設定基準とは

短期足・中期足・長期足の設定基準

時間足によっては相性の良い移動平均線の設定があるので、短期足・中期足・長期足と順番に見ていこう。先に言っておくが、移動平均線の設定でこれがいけない設定というものはない。

あくまでも参考程度に捉えてもらって、自分の好みの設定を見つけていって欲しい。

短期足による移動平均線の設定

短期足と言えば1分、5分足から長くても15分足位までだろう。しかし今回は1分足のような超短期足は外しておきたいと思う。

そんな中、5分足でグランビルの法則を使うなら、オススメの設定は100MAあたりだろうか。

5分足・15分足の設定

100MAといえばかなり長い時間足のように思うかもしれないが、5分足で使うならそんなに気にすることはない程度にトレードチャンスは来るはずだ。

15分足でおすすめの設定は60MA・75MA・200MAあたりだろうか。3本の移動平均線を表示させるならこのあたりが使いやすいかもしれない。

50MA・60MAは基本的にどの時間足でもメインに持ってくるべき設定なので特に強いこだわりはない。

中期足による移動平均線の設定

中期足と言われている1時間足や4時間足といった時間足は基本的にグランビルの法則は使用しやすい。なぜならばトレンドの発生が認識しやすいという事と、チャート形成に時間がかかる分、値動きに対してエントリーや損切りのタイミングなど分析する時間に余裕がある。グランビルの法則|利確と損切りのタイミングとは

他にもエリオット波動やライン分析に対するチャート分析がある程度しやすいのではないかと思う。

そして時間足が上がるほど短期時間足のように訳のわからない突発的な値動きに振り回されにくくなるという事も挙げられるだろう。

移動平均線の設定は短期足の設定に加えて、20MAや25MAなどをプラスして使うと良いだろう。25MA・50MA・75MAあたりの組み合わせはパーフェクトオーダーも使いやすい鉄板的な設定だ。

長期足による移動平均線の設定

日足や週足でグランビルの法則を使ってトレードするならそれなりの資金が必要になってくる。もし相場が自分の思ったように動かなかった場合に時間足が大きいが為に損切り幅もまた大きなものになる。

日足ではともかく週足などは、よほどの長期運用でもない限り、グランビルの法則などで使うよりは、相場の大きな流れを把握する為に使った方がより効率的には良い。

あえて言うならば、200MAを1本表示させてみて、レジスタンスやサポートの大きな節目のラインとして活用するくらいだろう。

逆に日足に関しては4時間足と同じ組み合わせ、設定に加え、200MAを表示させておけば問題ないだろう。

まとめ

今回はグランビルの法則を使う際に気になる移動平均線の設定と時間足についてお話しさせていただいたが、基本的にこの時間足・設定でないとダメだというものは無いので、参考までに見ていただいたら良いだろう。

しかし、ひとつだけ言えるのは、あまりにも短い移動平均線の設定だとグランビルの法則を使う分には初心者には難易度が高い。

特に20MA以下の短い設定というのは、数本を組み合わせる前提ならば良いのかもしれないが、グランビルの法則という部分においては1本では全く使い物にならないので覚えておこう。

移動平均線というのはあくまでも過去の値動きの平均線だ。例えば5MAや10MAというのはロウソク足5本分や10本分の平均だ。当たり前の事かもしれないが、短期設定でグランビルの法則のような使い方はおすすめできないという事だ。

それでも設定を決めるのはトレーダー自身だ。移動平均線に限った事では無いが、インジケーターの設定に間違いはない。それと同時に正解もまた無いというのが現実だ。

自分自身で検証し、有効な設定を見つけていってほしい。グランビルの法則|メンタルとテクニカル分析の考え方について

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