MENU

easyMarkets|基本スペック一覧【2021年改訂】

easyMarkets(イージーマーケッツ)は大手海外FXの証券会社だ。日本ではそう認知度は高くないが、世界ではトップクラスのブローカーであり、当サイトでもeasyMarketsは大きく推奨している。

なぜならeasyMarketsは独自性を持ったサービスを展開しており、その内容はトレーダーにとって優位性があるものが多いのが特徴だ。

特にeasyMarketsは完全固定スプレッドを採用しており、安定した取引が可能になっている。ただし最初に伝えておくが、easyMarketsで取引して実際にスプレッドメリットがあるのは20万円以上の入金ができるトレーダーだけだと言える。

取引関連の項目を見てもらえれば明確な理由を説明しているので、その理由を是非知りたいという方は「目次」から取引関連までスキップして欲しい。

今回はそんなeasyMarketsの基本スペックを正確にトレーダー目線で解説していきたい。

目次

easyMarkets|会社基本スペック

それでは会社スペックからお話ししていこう。easyMarketsは20年以上も前からマーケットで活躍している老舗の証券会社だ。2020年にはサッカープレミアリーグのレアル・マドリードの公式スポンサーになっていて、その知名度は世界トップクラスになっている。

ライセンス

easyMarketsが保有しているライセンスは以下の通りだ。

  • キプロス証券取引委員会( CySEC)079/07
  • オーストラリア証券取引委員会ASIC( AFS)246566
  • セーシェル金融サービス庁(FSA)SD056
  • 金融サービス委員会英バージン諸島(SIBA/L/20/1135)

基本的に4つ以上のライセンスを保持している証券会社はあまり多くなく、十分なスペックと言えるだろう。

資産管理体制

顧客の資産は全て大手銀行にて完全分別保管されている。もちろん会社運営に顧客資産が使われることはない。easyMarketsは経営体制がかなりしっかりしている証券会社だ。

相場のリスク管理体制や、もしもの事態に備えカバーできるだけの資本を常に検証、保持している。

easyMarkets|取引関連スペック

それでは取引に関するスペックを紹介しよう。取引は常にトレーダーの目の前にある超重要なポイントだ。しっかり把握するべきポイントになるので是非参考にして欲しい。

まずは口座タイプから見ていくが、easyMarketsでは海外FXでは珍しく「追加口座(複数口座)」は作成することができない。あくまでも1人1口座までになる。それでは取引関連スペックを見ていこう。

口座タイプ

口座タイプは3種類が用意されているが、easyMarketsは他の海外ブローカーと違い「ゼロスプレッド口座」と言われるような極狭スプレッド手数料ありというようなタイプの口座は用意されていなく、4つとも基本的な口座タイプになる。

  • スタンダード口座(最小入金額$25:約2500円)
  • プレミアム口座(最小入金額$2,000:約20万円)
  • VIP口座   (最小入金額$10,000:約100万円)※レート$1=100円換算
  • μBTC口座(ビットコインにて入金→取引→出金まで全て可能)

基本的な違いは「スプレッド」と「最小入金額」「注文数」の3つだけだ。簡単にいうと最小入金額が大きければスプレッドも狭くなるというシンプルなものになる。

パーソナルアナリスト

VIP口座を開設するか、既存の口座からアップグレードしてVIP口座になると、パーソナルアナリストへのアクセスができるようになる。もし何らかの状況でネットが使用できないような時でも電話にてポジションの執行ができたりする。さらにパーソナルアナリストにアクセスができ、ファンダメンタル分析・テクニカル分析の参考にすることができる。

口座タイプによる注文数の上限下限

後で説明するが、easyMarketsでは2種類の取引ツールを使用することができる。注文数はツールによっても違いがあるが、独自ツールは最小注文数に違いがあるので注意しておこう。

最大ロット数は1回あたりの最大値であり、複数ポジションでの合計には上限は設けられていない。単位は0.1ロット=1万通貨だ。

独自ツール最大注文数最小注文数
スタンダード100.05
プレミアム100.5
VIP101
独自ツールの注文数

MT4は最大注文数が一律50ロット、最小注文数が0.01ロットになる。注意するのはプレミアム口座の最小取引数量だ。0.5ロットというのは5万通貨なので、チェックしておく必要があるだろう。

≫ easyMarketsの公式HP

口座維持手数料

口座維持手数料や休眠口座による手数料などは特別に設定されていない。

スプレッド

口座タイプと使用する取引ツールによってスプレッドには大きく違いがある。後で説明するが、easyMarketsには独自ツールの「Web/アプリタイプ」と「MT4」の2種類から選べる。MT4の方がスプレッドは狭いが、スリッページが起きるというデメリットがある。

さらにeasyMarketsの独自機能を使いたいならMT4では使用できないので注意しておこう。それではメジャー通貨ペアを使ってどれだけスプレッドに違いがあるか見てみよう。

USD/JPY(ドル円)

それでは国内人気No1のドル円を見てみよう。

口座タイプ独自ツールMT4
スタンダード2.4pips2.0pips
プレミアム2.2pips1.8pips
VIP1.5pips1.0pips
ドル円スプレッド比較

スタンダードの独自ツールでは2.4pipsとかなり広いことがわかる。MT4に関してはスタンダードとVIPでは倍の開きがある。基本的に固定スプレッドなので、某人気証券会社みたいに変動制でありながらスプレッドに安定性がないものと比べるとスタンダード口座でも利点が無くもないといったところだ。

ドル円であればMT4を選択するべきかもしれない。

EUR/USD(ユーロドル)

世界No1の取引高を誇るユーロドルを見てみよう。

口座タイプ独自ツールMT4
スタンダード2.0pips1.9pips
プレミアム1.5pips1.4pips
VIP1.2pips0.9pips
ユーロドルスプレッド比較

ユーロドルはドル円に比べて大きくスプレッドがかなり狭いことがわかる。プレミアムに関しては独自ツールで1.5pips固定であれば、かなり優秀なスプレッドであることが言える。

ことVIP口座に関して言えば、固定スプレッドでこの狭さなら圧倒的スペックと断言できる。独自ツールとMT4でほとんどスプレッドに違いがないので、スリッページが起きない独自ツールを選択したいところだ。

GBP/USD(ポンドドル)

余談だが、ポンドドルは私がメインで使用している通貨ペアであり大好きな通貨ペアになる。それではポンドドルのスプレッドを見てみよう。

口座タイプ独自ツールMT4
スタンダード2.4pips2.3pips
プレミアム1.9pips1.8pips
VIP1.7pips1.3pips
ポンドドルスプレッド比較

ポンドドルでスタンダード2.4pips固定スプレッドならそれなりに良い値になる。正直スリッページが起きるかもしれないMT4では特段に優位性があるとは言い難い。

ただし、プレミアムの1.9pips固定であれば話は別になる。ポンドドルであれば変動スプレッドでも2.0pips以上は普通である。日本人が大好きXMで2.3pips、アキシオリーで7.0pips、スプレッドが狭いHotForexですら1.8pipsだ。(※いずれも変動制スタンダード口座)

VIP口座ともなるとゼロスプレッド口座レベルでスプレッドが狭いこととなり神レベルである。

完全固定スプレッドでこのスプレッドならいうことはないが、もちろんご覧のように通貨ペアによっても特性があるのでその部分は注意しておきたい。

≫ easyMarketsの公式HP

レバレッジ

レバレッジは口座タイプ関係なしで一律「独自ツール:200倍」「MT4:400倍」になる。

200倍というと低いように感じるだろうか?そもそも海外FXではレバレッジの高さが大きな魅力になっているのは間違いないく、400倍、500倍、場合によっては1000倍以上のレバレッジを提供している海外FXと比べれば、物足りない感じがするだろう。

しかし良く考えてみよう。国内ではレバレッジ25倍だ、200倍というと国内レバレッジの8倍あるという事になる。レバレッジ25倍・1万通貨で証拠金が5万円だとして、レバレッジ200倍であれば1万通貨「6250円」の証拠金で取引できることができる。

レバレッジ200倍でも十分にハイレバレッジなのだ。

レバレッジについてひとこと

少額からハイレバレッジとボーナスを使って利益を狙うとか、なんの責任もなく簡単に言っている情報があるが、そういう取引で継続して利益が出せるトレーダーは極小数であり、基本的にはそれなりのアドバンテージをもって取引をするべきだ。

もし、ハイレバレッジでたまたま利益を得れたとしても、近いうちに必ずと言っていいほどその資金は無くなる。それがFXであり海外FXだろうと国内であろうとやることは一緒なのだ。海外FXだからといってハイレバの取引をしなければならないわけでも何でもない。

ロスカット水準・ゼロカット

easyMarketsのマージンコールは70%、ロスカット水準は30%であり比較的やわらかい設定になっている。ゼロカットはもちろん採用されている。

easyMarkets|取引プラットフォーム

それでは取引プラットフォームを紹介しよう。easyMarketsで選択できる分析ツールは2種類であり、easyMarkets独自ツールとMT4の2種類になる。

基本的にMT4を語る必要はないと思うので、easyMarketsの独自ツールについて紹介していこうと思う。なぜなら独自ツールこそがeasyMarketsの特徴ともいうべき機能が使えるからだ。

easyMarketsの独自ツールの大きな特徴は日本語に完全対応しているというところだ。チャート画面は超有名分析ツール「Trading View(トレーディングビュー」のプラットフォームを採用し、レベルが高く非常に見やすい設計になっている。

それではeasyMarketsの特徴について解説していこう。

deal Cancellation

easyMarketsの目玉商品であるこのシステムは、エントリーした後に設定時間の範囲内であれば、エントリーポジションがキャンセルできるという夢のような機能になる。

キャンセルできる時間設定は「1時間」「3時間」「6時間」と3タイプあり、時間と通貨ペア、ボラティリティーによって手数料が変わってくる。

ドル円やユーロドルなどでは、1万通貨で大体1000円程度の手数料になることが多いが、市場のボラティリティーなどを考慮して算出されるので一概には言えない。

この機能はエントリーする際にdeal Cancellationを設定しなくてはならないので、その時に手数料も提示される。手数料は保険金という形になり、もしも損切りにかかってしまった場合は返却される仕組みになっている。

フリーズトレード

その名の通り一定期間相場を一時停止できる「ドラえもんの道具」みたいなものだ。しかし時間は3秒。だが3秒というのは実際にトレードしているとそれなりにレートが動くのだ。実はこのフリーズトレードはトレーダーからかなり人気のある機能になっていて、利用している方が多いみたいだ。

テクニカル分析的にブレイク間近の局面などに多く使える。もちろん慣れが必要だがこれも面白い機能なので使ってみる価値は十分にある。

easyTrade

easyTradeでは先に損失額を決めてからポジションの有効期限を決めるオプション取引みたいなものだ。取引量などを設定して上昇か下降を選択すれば取引が開始される。

easyTradeで大切なのは時間が決まっていることだ。deal Cancellationと同じく1時間・3時間・6時間で設定された時間では必ずポジションが決済される。

損失額は最初に設定した通り決済されるが、利益に関してはいくらでも伸ばすことができる。もし時間という制約がなかったら、通常のロスカットと変わりはない。

しかし、通常の時間が決まっていない取引だと、トレーダーはなぜか不利なところで自ら決済してしまう。時間という制約とリスクリワードを合わせ持ったeasyTradeはある意味とても良い縛りなのだ。

大切なのは自分がどこでエントリーするか?ということなので、テクニカル分析を駆使して考えてみよう。優位性があるところでエントリーができれば、トータルで勝ちを狙える手法なので試してみる価値は十分ある。

その他の取引ツール

easyMarketsでは他にも「インサイドビュワー」といって、顧客の注文状況を見ることができるツールがある。今どこでどんなポジションが溜まっているのか?見ることができるツールで、オアンダのオープンオーダーのようなものだ。

MT4に関しても、20年以上前から蓄積されたデータでバックテストが可能であったり、EAももちろん利用可能だ。

easyMarketsは独自の視点でトレーダーに優位性のある機能を提供している。

≫ easyMarketsの公式HP

easyMarkets|取引銘柄

取引銘柄は通貨ペア、CFDと非常に充実しているeasyMarketsだが、MT4では株式個別銘柄の選択ができない他、通貨ペア数は独自ツールよりも若干少なめになる。

それでは取引できる銘柄を見てみよう。

銘柄タイプ独自ツールMT4
通貨ペア6246
CFD(貴金属)195
CFD(エネルギー)55
CFD(株価指数)1514
CFD(個別株式)52
CFD(商品)77
CFD(仮想通貨)66
合計16683

基本的に取引できる銘柄は多く、大抵のCFD銘柄と通貨ペアは取引できる。

easyMarkets|入出金スペック

海外FXで重要な要素である入出金スペックを説明しよう。海外FXの入出金で必要不可欠なbitwallet(ビットウォレット)は入出金ともに使用可能なので安心して欲しい。

入出金の方法

使用できる入出金方法はクレジットカードかオンラインウォレット、「μBTC口座」であればビットコインでの入出金が可能になる。

クレジットカードの場合はJCBが使用できないが、VISA・マスター・アメックスは対応している。

もはや海外FXのスタンダードともいうべきオンラインウォレットは4つの方法から選択できる。

  • STICPAY(スティックペイ)
  • bitwallet(ビットウォレット)
  • Web Money(ウェブマネー)
  • Perfect Money(パーフェクトマネー)

ビットコインでの入出金方法「μBTC口座」

μBTC口座はビットウォレットを法定通貨(円やドルなど)に変換させることなく、入金から出金、直接取引まで全てビットコインでできてしまう口座だ。

入金方法は自動生成されたQRコードを読み込むだけとなり、非常に利便性の高い入出金方法となる。口座開設時に「μBTC(マイクロビットコイン)」を基軸通貨として選択しよう。

≫ easyMarketsの口座開設

easyMarkets|サービス関連

easyMarketsは公式HPでもそうであるように、日本語に大きく対応している証券会社のひとつになる。ではサポート内容を見ていこう。

サポート

サポートの手段はメール、チャット、電話がサポートの手段になっている。サポートの対応時間と連絡先は以下のとおりだ。

メールアドレスsupport@easymarkets.com
電話(通話料無料)(+81)053-132-0090
(サポート)03-6388-0369
時間帯15:00から24:00(平日)

基本的にはチャットが1番早くつながるが、たまに外国人が対応することがある。日本語対応の時間帯であれば「Japanese」と入力しよう。そうすれば日本人のスタッフが対応してくれる。

もし日本人がチャットにて対応できないような状況のときでも、折り合えし日本人スタッフから電話がかかってくるなどの対応をしてもらえる。もちろん電話での問い合わせも可能だ。

easyMarketsは世界的には老舗だが、日本でのサービスは期間がまだ短く、これから口座開設が進むにつれサポートスタッフの数も増えていくだろう。

ボーナス

現在は口座開設キャンペーンとして電話確認がとれると「3,500円」のボーナスが付与される。

さらにeasyMarketsでは初回入金ボーナスとして入金額に対して100%のボーナスを付与している。上限は5万円なので、5万円入金した場合合計10万円の取引ができる。

5万円以上の入金に対しては、65万円まで25%のボーナスが付与されるので、最大20万円分のボーナスを受け取ることができる。もちろんボーナスは出金対象にはならず、入金分を出金するか、もしくは30日以上1度も取引がない場合はボーナスが消滅してしまうことになる。

ボーナス付与に関してはチャットや電話で連絡が必要となる。入金を済ませたらサポートに連絡をしてボーナスを付与してもらおう。

基本的にボーナスをアテにしたトレードは危険を大きく伴うので、もしもの時のサポートとして考えておこう。そう考えるとeasyMarketsのボーナスは十分すぎるスペックとなる。

easyMarkets|口座開設の流れ

それでは口座開設手順を説明しよう。easyMarketsの口座開設手順は非常に簡単であり、日本語に完全対応しているので直感的に操作入力ができる。

用意しておくものは、写真付き身分証明書(免許証やパスポート)と住所確認書類(公共料金の請求書や住民票など)の2点だ。

まず最初にeasyMarkets公式HPをクリックしよう。するとサインアップの画面になるので「メールアドレス」「お好きなパスワード」「電話番号」を入力してサインアップをクリックしよう。

送信後メールアドレス宛にログインができるメールが送られてくるので、「ログイン」しよう。するとプロフィールの入力欄が表示される。プロフィールの入力は全てローマ字入力、電話番号は最初の「0」を入力しないで2番目の数字から入力していこう。

全て入力が完了したら「継続ボタン」をクリック、問題がなければアカウントの詳細情報の入力になる。投資経験の有無や移住国などを尋ねられるが、選択式なのですぐに入力は終わる。

あとは身分証明書と住所確認書類をアップロードすれば全て完了だ。口座開設完了のメールを待とう。

口座開設の流れフロー

STEP
サインアップ

easyMarketsの公式HPからサインアップを行おう入力するのはメールアドレスとパスワード、電話番号になる。

STEP
プロフィールの入力

個人情報の入力、アカウントの詳細情報の入力をしよう。

STEP
必要書類のアップロード

身分証明書・現住所確認書類をアップロードすると全て完了だ。口座開設のメールを待とう

STEP
口座開設完了

審査完了のメールが来たら入金して取引開始。

easyMarkets|基本スペックまとめ

easyMarketsは日本に参入してからまだ日が浅いが、これからどんどん加速的に口座開設者を増やしていくだろう。もちろん世界のマーケットで20年以上も活躍している証券会社であるし、日本でのサービスもいよいよ期待が持てる。

これまでの記事にあったようにeasyMarketsは独自のマーケティングで、他にはないトレーダー目線のサービスを展開している証券会社になる。

もちろん固定スプレッドは魅力的だし、プレミアム以上の口座タイプであればかなり優位性があるスプレッドで取引が可能だ。当サイトでもeasyMarketsは大きく推奨している証券会社トップ3の一角であり、口座開設する理由は間違いなくある。

行動しない理由を探すのは簡単だが、行動する理由を探すのがトレーダーそもそものスキルになる。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次
閉じる