FX市場の特性を知ってテクニカル分析の注意点を考える

は24時間トレードができるが、ひとつの市場が24時間開いているわけではない。各国の主要な市場が重なり合って24時間取引が可能となっている。

もちろん市場によって値動きなどの特性があり、市場の移り変わりの時間などに相場の値動きが大きく変化する。

この記事では、24時間動く為替市場の特性とテクニカル分析でどこに注意点を置けば良いのか?という疑問に対して話をしていくので、特に初心者の方に見てほしい内容だ。

まずは皆さんが起きて活動を始める朝の時間帯から見ていこう。

目次

東京時間の特性

基本的には朝の8時位までは各証券会社の調整が行われる時間帯で、スプレッドも開き、取引には適さない時間だ。

東京時間は基本的に朝9時からと言われている。朝9時と言えば東京証券取引所の前場も開かれ、一気に相場が動きだす時間帯になる。

仲値

まず注目したいのは「仲値」と言われる時間帯だ。

仲値とは9時55分のドル円レートを参考に、朝10時に発表する為替レートの基準みたいなもので、貿易や旅行などの基準レートとして使われる。

仲値に向かってドルが比較的買われやすくなる事から「仲値トレード」というものもあるが、このサイトでは推奨していないので、興味がある方は他のサイトで確認してみよう。

10時を過ぎるとトレンド変換などの値動きが起こりやすくなる時間帯だ。注意しておこう。

東京時間の通貨ペアの特性

東京時間で代表的な銘柄でよく動くのは「円」「豪ドル」「NZドル」が絡んでいる通貨ペアだ。

それ以外のポンドドルやユーロドルの値動きは非常に小さい。これはテクニカル分析チャートを見てみれば一目瞭然で確認できる。

特に午前中はオーストラリアや中国、ニュージーランドの重要な経済指標が発表される事もあるので注意しておきたい。

ロンドン時間の特性

日本時間の17時くらいから大きく相場が動きだす。これは世界1大きい取引高を誇るロンドン市場が始まる時間だからだ。

ロンドン市場は為替市場のおよそ40%前後を占める。

もちろんテクニカル分析にも注意しておきたい時間帯で、レジスタンスやサポートを一気に試して、抜けないと分かるとすぐに反対方向に大きく値動きしたりと慌ただしく値が動き出す。

特にデイトレードには注意が必要になってくる時間帯だ。

さらに夕方から欧州などでの指標発表もあるので、必ずチェックしておきたい。

動き出す銘柄としては「ユーロ」や「ポンド」などのドルストレートが活発に動き出すので、日中からポジションを持っている場合は決済などのタイミングを逃さないようにしておこう。

ニューヨーク時間

21時くらいからはニューヨーク時間とロンドン時間のタイムマージャーズだ。

ニューヨークとロンドンが重なる時間は0時(1時)にあるロンドンフィックスまでで、為替市場が1番盛り上がる時間帯という事になる。

ロンドンフィックスとは日本でいう仲値のようなものと考えておけばいいだろう。ロンドンフィックスは非常に重要な時間で、トレンド変換などの切り替わりもこの時間帯で起こる事も少なくない。

さらに雇用統計などの経済指標の発表やFOMCなどのファンダメンタル要因から、NYダウなどの米株式市場もオープンするなど、ある意味面白い時間帯でもある。

基本的には朝5時くらいまでニューヨーク時間が続き、東京時間まで落ち着いた値動きが始まる。

為替市場の時間まとめ

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東京市場

9時から東京時間と言われる。

11時からシンガポールや香港の市場も開場

STEP
ロンドン時間

17時から大きく相場が動き出す。

1時のロンドンフィックスまではロンドン時間

STEP
ニューヨーク時間

22時から開場し、ロンドンとニューヨークの重複で市場が1番盛り上がる時間

5時にニューヨーク時間終了

上記時間は全て冬時間で、夏時間は1時間早くなる

今回あげた3つの市場は「3大市場」と言われているが、他にも参加市場は当然たくさんある。しかし、実際に今回紹介したものだけを覚えていれば十分だ。

ただ、この時間帯はこういう値動きの特性があるというのは知っておいたほうがいいといったぐらいで、特にそれ以外の市場を徹底的に調べる必要はない。

大切なのはテクニカル分析であり、市場の特性をこれ以上知ったところで勝てるようにはならないからだ。

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